背景:#EDF0F5 #FAFBE6 #FFF2E2 #FDE6E0 #F3FFE1 #DAFAF3 #EAEAEF 默认  
阅读内容

天声人语日刊2009-01-16

[日期:2009-01-16] 来源:沪江日语  作者: | [ 大 中 小 ]  浏览:649  [收 [字体: ]
2009年01月15日付 生命的尊严

翻译: baiheps
整理:young忧雪


▼かわいがっていた犬や猫を失って落ち込む人は多い。「ペットロス」という言葉が当時あったかどうか知らないが、日本中が悲痛な思いでニュースを聞いたらしい。1958年、南極観測隊が15頭の樺太犬を昭和基地に置き去りにしたときだ

因为太多人因痛失爱犬宠猫而情绪低落,所以现在有一个词叫做“pet loss”。1958年,南极考察队将15头桦太犬丢弃在昭和基地时是否有这个词我不得而知,但那条新闻确实令整个日本陷入了悲痛中。

▼第1次越冬隊と交代する2次隊は、氷と悪天に阻まれて越冬を断念する。犬は鎖につないだまま残された。万策が尽き、やむを得ない決断だったのは、映画「南極物語」などでご存じの方もおられよう

当年因为受到冰冻和天气恶劣的影响,接替第一支越冬队的第二支队放弃了在南极过冬的计划,在想尽各种办法都无效后,不得不决定将同行的桦太犬拴着锁链留在了那里。一定还有人记得吧,电影《南极物语》讲述的就是这个场景。

▼しかし、帰国した隊員には非難が集中した。脅迫状も相次いだ。身の危険もあったらしく、2次隊の副隊長だった故·村山雅美(まさよし)さんから「警察が家の周りを警備してくれた」と聞いたことがある。こうしたことは、昔も今も変わらない

但是,队员们回国后却陷入了一片批评声中,甚至接连收到了恐吓信。据第二支队的副队长、已故的村山雅美说,他们几乎人身安全都受到了威胁,“我家附近要设警察站岗”。从那时开始,批评之声一直都没有间断。

▼置き去られて1年ほど過ぎた50年前のきょう、非難は感動に変わる。タロとジロの生存が、夕刊で大きく伝えられた。極寒を生き抜いて3次隊に再会した。だれもが驚いたとみえ、翌朝の小欄も「英雄的生存」と興奮ぎみの筆を残している

不过五十年前的今天,即弃狗事件发生一年多以后,人们的批评化作了感动。因为,晚报上大张旗鼓地报道了(15只狗中的两条)—太郎和次郎还活着的消息。令所有人吃惊的是,它们挺过严寒,等到了第三支队。次日,本栏目也借一篇名为《英雄的生存》的文章表达了兴奋的心情。

▼「タロとジロは英雄になりましたが、死んだ13頭も忘れられません」と北村泰一·九大名誉教授(77)は言う。1次、3次隊に参加し、犬係をつとめた人だ。首輪のまま力尽きていた犬たちは、氷を割って全員で水葬にしたそうだ

当时参与到第一、三支队中负责照顾狗的九州大学名誉教授北村泰一(77岁)说:“虽然太郎和次郎成为了英雄,但也不能忘记那死去了的13条生命”。 据说,那13条戴着项圈耗尽全力而死的桦太犬后来全部被破冰水葬在了南极。

▼「暗い海へゆらゆらと沈んでゆくさまに、人も動物も変わらない生命の荘厳を思った」と回想する。動物ものの美談に涙しながら、多くの犬猫をガス室に送る今の世。身勝手を憤るタロジロたちの声を、遠く聞くような50年の後である。

回想起当时的情景,北村说:“从那些缓缓沉入海洋深处的动物身上,我感受到了跨越人与动物界限的生命尊严”。今天,我们在为动物美谈落泪的同时,又将大批的猫狗送入了毒气室。五十年后的此时此刻,我似乎听到远方传来了太郎和次郎抗议这种自私行径的叫声。

解说:

タロ(1955年10月 - 1970年8月11日)とジロ(1955年10月 - 1960年7月9日)は日本による初期の南極地域観測隊に同行した樺太犬の兄弟。

タロとジロの像(名古屋港ガーデン埠頭)
南極に取り残されながら共に生存し、1年後に救出された事で有名になる。
ところが、1959年1月14日、第3次越冬隊のヘリコプターにより、上空から昭和基地に2頭の犬が生存している事が確認される。着陸すると駆け寄ってきて操縦士に寄ってきたが、大きく成長していて、どの犬だったのか判別がつかなかった。急遽、1次越冬隊で犬係だった北村が次の機で基地に向かう事になった。犬達は北村に対しても警戒していたが、頭を撫でながら次々と犬の名を呼び掛けると、1頭はタロの名のところで反応して尻尾を振った。もう1頭もジロの名に反応した事から、この兄弟が生存していた事が確認されたのである。

阅读:
录入:webmaster

推荐 】 【 打印
本文评论       全部评论
发表评论
  • 尊重网上道德,遵守中华人民共和国的各项有关法律法规
  • 承担一切因您的行为而直接或间接导致的民事或刑事法律责任
  • 本站管理人员有权保留或删除其管辖留言中的任意内容
  • 本站有权在网站内转载或引用您的评论
  • 参与本评论即表明您已经阅读并接受上述条款


点评: 字数
姓名:
内容查询